Fragment

年の始めに1年を考える

by Yuki Hattori

2017年、あけましておめでとうございます。

年の始めというのは何か計画を立てるには絶好の機会で、「行き当たりバッチリ」を座右の銘としている僕でも、生きてる間にやっておきたいことがいくつかあって、じゃあ今年はここまでは進めておこう、ぐらいのざっくりした計画は立てたりする。まぁ、その通りに進んだ試しがないけれど。

それにしても、1年という時間は不思議なもので、毎年確実に8760時間あるはずなのに、レコードみたいにだんだん1周が短くなっているように感じる。これって僕だけなのかな。
そんな中でやりたいことを実現するには、やっぱり綿密な計画が大事…なのか?正直よく分からない。僕の場合はそれよりもゴールをどれだけ鮮明にイメージできるかが全てで、それさえできればあとはどうにかなるんだよね。

そのとき鍵になるのが「楽しい」かどうかで、ゴールをイメージした時にそれが楽しければだいたいうまくいく。楽しいことはずっと続けられるし、誰かに言われなくても勝手にやるし、どんどん上達する。そりゃあうまくいくよね。

それはそういう仕事を見つけられたあなたが幸運なんだと言われればそれまでなんだけど、僕も最初からそうだったわけじゃなく、10年前はラップにハマってチェケラーとかやってたわけで、色んな道で迷いに迷って、やべーこれは行き止まりだぞって時に、ひょんなことからWebに出会って、これだ!見つけた!ってね。それはもうズドンときたのをよく覚えてる。

で、Webサイトを作るのがとにかく楽しいから、ただかっこいいと思うものを遊びでどんどん作ってたら、あるときそれを欲しいと言ってくれる人が現れて、次はそれが人の役に立つようになって、少しずつお金にも変わっていった。そのときに「あれ?これ仕事にできたら最高じゃない?」って気がついて。

Webデザイナーになりたい!っていう人が一般的にどうするのかよく知らないけど、専門学校にも行かなかったし、制作会社で働いたこともない。ただWebサイトを作らせてくれるところがバリ島にあったから、じゃあ行きます、って。

その時29歳。何かを変えるにはいいタイミングだったし、まぁ死ななければいいやぐらいの気持ちで、ノリと勢いだけで飛びこんだ。

その結果、ギリギリなことが3回あったけどなんとか死なずに済んで(笑)、あの頃よりずっと楽しい毎日を送らせてもらっている。自分の中にある「楽しいセンサー」を信じて、勇気をもってそれを追求していったら人生はとんでもなく面白いものになった。

実は今も、とあるものを作っていてもう少しで楽しくなりそうな予感がしている。楽しくなる前には必ず通過儀礼みたいに苦しいゾーンがあって、それを越えるとバーっといくんだよね、いつも。そこまであと少し。

年々短くなっていく1年だけど、こうやって密度を濃くしていけばまだまだいろんなことができるよね、きっと。

ということで、今年もいい年になりますように。